道産子(北海道和種馬)飼育日記

埼玉県で道産子3頭を飼育しながら会社勤めしています。

陽の新馬調教?っぽい練習

8月に転職した。
前職は7月いっぱいだったけど、6月末から有給消化という名の楽しい夏休みが始まった。

 

陽は、7月で生後10カ月になり、楽の同じ頃に比べると少し小さめかなと思うけど、だいぶ大きくなった。
そろそろ鞍付けとか、リードで引いて歩く練習をしたいと思っていた。

 

渋川の柴崎さんが遊びに来てくれた日、助けてもらって挑戦してみた。

 

楽と詩に鞍を付けるまでは、けっこう時間がかかった。
楽は、まず体に触れなかったから、毎日会社に行く前や帰ってきてから、少しずつ触るようにしていた。

 

やっと鞍を付けられるようになると、まだ人は乗らない状態で、歩かせたり速足させたりして鞍に慣らした。
人が乗れるようになると、人が乗った状態で歩かせたり速足させたりと、その都度時間をかけて慣らしていった。

 

詩は、体には触れたけど、鞍を付けてみたらフリーズしてしまった。
何度か付けてみて、もう慣れてきたかな、と油断していたら、ロデオみたいに大暴れして、鞍が後ろ脚からパンツが脱げるように飛んでいった。
もちろん、鞍は壊れた。

 

そんなことがあったから、陽ではその経験を生かして、大騒ぎせずに進めていきたい。

 

柴崎さんも、初期調教でいろんなことが起こるということはよくご存知だったので、お互いに自分の安全を第一に、という話からスタートした。

 

陽にまず、鞍の下に敷くゼッケンというのをかぶせて、鞍を置き、腹帯を締める。
ここまでは全然大丈夫。
でも、動かしてみると、背中の違和感を感じて暴れる場合がある。
慎重にリードで引いて、丸馬場へ移動。

 

陽は、どこかへ移動するときは、リードで引くとトコトコついてくる。
ところが、丸馬場の中で引いて回ろうとすると、手やリードを噛んできてマジメに歩かない。

 

丸馬場への移動は、いつもと同じように問題なくついてきた。

 

丸馬場で、陽におそるおそる跨ってみた。
これも大丈夫。

 

柴崎さんに引いてもらう。
陽は、丸馬場の中では、いつもと同じように、柴崎さんの手やリードを噛んで、マジメに歩かない。
だけど、背中の違和感などは感じていない様子で、とりあえず、今の時点でここまでできればとホッとした。

 

陽は、生まれた時から人間がそばにいたこともあって、人間がやることにあまり疑問を感じないのかもしれない。

 

あとは、柴崎さんにも跨ってもらい、引いてみると、やっぱりマジメには歩かないけど、緊張感はなかった。
この状態なら、どちらかというと、鞍付けよりリードで引いて歩く練習をしようかなと思った。

 

 

引き馬とか余裕wwwと陽が思っているかどうかは謎

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手やリードを噛む陽

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緊張感なく楽しい練習になった

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