流鏑馬練習~冬の埼玉~
週末、またクラさんがやって来た。
いつものように、弓の練習をやって、次は馬の練習。
なんだかいつも同じで、ちょっと飽きてきた。
クラさん、おもしろいギャグでもやってくれないかなと思いながら、弓の練習の時はコタツでゴロゴロしていた。
前回から、馬の練習は、乗る前に馬装するところからやっている。
まず、放牧場にいる詩を捕まえるところから。
詩の頭に無口を付けて、それにリードを付けて引いてくる。
前回もそうだったけど、詩がなかなか無口を付けさせてくれず、苦戦していた。
なんとか馬房まで引いてくると、陽もついてきた。
詩に鞍を乗せて、腹帯を締め始めたけど、これまた一苦労。
そんなとき、当然邪魔しに来るのが陽。
夢中で鞍を付けるクラさんに、いきなりドンッとバックでぶつかってきた。
うわぁっ!と不意をつかれ驚くクラさん。
陽は、体がかゆい時、かいてほしいところを人間に押し付けてくる。
この時は、お尻がかゆかったらしい。
「あとでかいてあげるから!」と言っても、「お尻かいて」とグイグイ突っ込んでくる。
この様子がおもしろかったので、正直これで満足した。
なんとか馬装したクラさんは、しばらく詩に乗って練習を終えた。
馬装中も邪魔しに来る陽
詩の馬装後
詩の手綱を噛んで引っ張るのも好きな陽