お父さんと一緒
陽は最近、父親の楽と一緒にいることが多くなった。
楽は、陽のことを自分の子どもとは認識していないと思うけど、自分のエサを陽が食べていても怒らないし、一緒に遊んで昼寝して、仲良くしている。
母親の詩のほうは、陽と一緒にエサを食べていると、陽を鼻で押し出したり、威嚇したりすることがある。
こちらは、自分の子供という認識はあるはずだけど、もう一人前と判断していて、他の大人の馬に対する態度に近づいていっているのかもしれない。
陽はだんだん活発になってきていて、噛んだり飛び掛ったりという遊びをするようになった。
もちろん、人間に対してそんなことをしては困るけど、楽は陽にとって、思う存分遊べる相手にもなっている。
詩に飛び掛ったりすることはあるが、詩はめんどくさいのか相手にしない。
楽は陽と噛み合ったり、追いかけっこになるまで付き合っている。
楽も2才、まだまだ子供なので、お互いにいい遊び相手になっているんだと思う。
寝ている陽に近づいてきた楽。
楽に飛び掛って遊ぶ陽。