陽の自己主張
陽は、最近は楽と遊ぶことが多くなっていて、楽が近くにいないときは、ヒヒーンと鳴いて呼ぶことがある。
人間が近づいてもヒヒーンと鳴いて呼ぶことがあるし、自己主張が強くなってきたなあと思う。
しかも、人間からチヤホヤされているせいか、自分が構ってほしいときは、いつでも構ってもらえる、と思っているようだ。
先日、クラさんが丸馬場で詩に乗っていた時のこと。
私もその様子を見ていると、陽は、誰も相手にしてくれないせいか、しつこくまとわりついてきた。
噛み付いてきたり、走ってきて飛びかかってきたりする。
コラッと怒ると、反省しているのか、次の策を練っているのか、後ろを向いて3秒くらいうつむいている。
そして、めげずにまた遊びに来る。
この様子がまた、小さい頃の楽に似ている。
クラさんが詩に乗っている間、楽に乗ろうと思い、楽を連れて畑の放牧場へ入った。
このときも、陽は放牧場に入ってきてしまい、仕方なくそのまま出入り口の扉を閉めた。
陽は、楽が動き出したとたん、楽に飛びかかって遊ぼうとする。
馬も人も全然集中できない…。
それに飽きると、放牧場から出たくなったらしく、ヒヒーンと鳴いている。
いつも振り回されてしまい、ため息が出るときもある。
でも、こういうのも今だけなんだろうなあと思うと、時間を惜しむ気持ちになった。
楽に乗りながら写真を撮ってみた。遊ぼうよ!と楽に飛び掛ったり噛んだりする陽。
噛んでやる~
ずっとまとわりついていた。