道産子(北海道和種馬)飼育日記

埼玉県で道産子3頭を飼育しながら会社勤めしています。

はじめての削蹄

楽と詩が生まれた牧場では、半年に1度、蹄を切って整える「削蹄」をやっているという。
3才まで牧場にいた詩は、何度か削蹄をやった経験があるはずだ。

 

楽は、生後8ヶ月でうちに来た。
離乳した直後だったし、まだ削蹄の経験はなかったんじゃないかと思う。

 

乗馬クラブでは、だいたい1~2ヶ月に1度、装蹄師さんに来てもらう。
蹄を切って整える削蹄だけでなく、蹄鉄を打って蹄を保護する「装蹄」もする。

 

サラブレットは、在来馬に比べて蹄が弱く、特にたくさんのお客さんを乗せる乗馬クラブでは、蹄鉄は多くの馬がつけている。
蹄鉄をつければ、蹄は保護されるものの、運動することで自然に削れるということがなくなるので、必ず定期的に装蹄師さんを呼ばなければならなくなり、それなりのコストになる。

 

楽の場合、うちに来たときは野生児で、まず体に触ることができなかった。
足に触るなんてもってのほかで、蹄の手入れが出来るようになるまで10ヶ月もかかってしまった。

 

当然、削蹄したくてもできないから、装蹄師さんも呼べない。

 

でも、昼夜放牧にすることで、運動で蹄は自然に削れていった。
馬のことを教えてもらっている先生からは、「蹄は、切ると伸びるの早くなるんだぞ」
とも言われていて、自然にまかせようかなと思っていた。

 

ところが、蹄の伸び方には個体差があるのか、詩のほうは、去年の9月にうちに来てから、数ヶ月でだいぶ伸びてしまった。


そこで、今年の4月に初めて装蹄師さんに来てもらい、削蹄してもらった。

 

楽にとっては、初めての削蹄になったが、大人しくしていてくれた。
装蹄師さんの話では、意外にも詩のほうが神経質ということだった。

 

装蹄師さんは、削蹄は半年に1度くらいでいいだろうと言っていた。
あれから半年以上経つから、そろそろお願いしなければと思っている。

 


前足は卵の丸いほう、後ろ足は卵の尖ったほう、というイメージで蹄を維持するよう言われた。

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