ワンちゃんと陽
楽も詩も、北海道にいるときは、山の中で群れの生活していて、鹿や熊や牛は見たことがあっただろうが、犬や猫は見たことなかったんじゃないかと思う。
2頭とも最初に犬を見たとき、警戒して近づかなかった。
楽がうちに来てから、詩が来るまでの8ヶ月、楽は1頭だけで、さびしい思いをさせてしまった。
そこで、楽の友だちになってくれたのが、ワンちゃんたちだった。
放牧場が道路沿いにあるため、お散歩のワンちゃんが通る。
好奇心で寄ってくる子もいれば、吠えて近づかない子もいる。
最初は警戒しても、慣れてくると鼻同士をつけて、挨拶してくれるようになった子もいた。
だから楽はワンちゃんが好きで、興味もあるみたいだ。
詩はというと、うちに来たときから楽もいて、さびしくなかったせいか、犬を見慣れてきてからは、それほど興味を示さなくなった。
先日、会社の先輩が愛犬を連れて遊びに来てくれた。
陽は、ワンちゃんをはじめて間近で見た。
じっと様子を観察していたが、近づいてくると、興奮して跳ねながら逃げていった。
興味はあるようで、ずっと見ているのだが、最後まで自分から近づくことはなかった。
ワンちゃんに興奮する陽
馬房の外でガン見
馬房の中でガン見