力が有り余る陽
先日、クラさんが来たときのこと。
詩を馬装してクラさんが丸馬場で乗っていると、陽が丸馬場の周りを走り始めた。
いつもはウロウロしているだけなのだが、最近、力がついてきて、ちょっと気持ちが盛り上がってしまうと、全力で走り出したり、跳ね回ったりするようになった。
丸馬場はゴムのロープでふさいであるだけの簡単な出入口になっている。
陽はとうとう、そのロープを突破して丸馬場に飛び込んできた。
詩は陽のすることにいちいち驚かないけど、クラさんも私も冷や汗をかいた。
陽は、詩のおっぱいを飲んだあと、珍しく神妙な様子で、詩のあとにずっとついてきていた。
楽や詩と違って、生まれたときから人に慣れている陽。
でも、どんどん大きくなっていくのを見ていると、鞍付けなども、早めに始めたほうがいいのかもしれないと思った。
切れてしまったゴムのロープ
丸馬場の外で走り始める陽
丸馬場に突っ込む陽
詩について歩く陽。乗馬の練習をするには、気が散ってしまう状況かも。