陽の血統登録書
1ヶ月ほど前、日本馬事協会の人が、陽の血統登録に来てくれた。
後ほど登録書を送ってくれるということで、楽と詩の登録書も持って行った。
先日、登録書が届いた。
陽だけでなく、楽と詩も新しいものが送られてきた。
書式は同じだけど、繁殖登録番号が記載されていたのと、所有者が北大から私に変更になっていた。
楽と詩は、北海道大学の静内牧場から来た。
北大での馬の名前の付け方は、オスは母馬の名前+生まれ年、メスは母馬の名前+その年の歌会始のお題、と聞いたことがある。
もともと御料牧場だったところを、土地の一部と馬たちを北大が引き継いだらしく、その名残のようだった。
なので、楽は血統登録上は「道桜14」、詩は「岸姿」という名前になっている。
これとは別に、呼びやすい名前をつけるつもりでいた。
初めて飼う楽には、楽に楽しく一緒に暮らせるように、詩は女の子らしくて、姓名判断で画数のいい字で呼び名を決めた。
陽の血統書には、登録上の父と母の名前が書かれている。
楽と詩がまだ北大にいて、会いに行ったときのことを思い出した。
あれからあっという間だったけど、それなりに時間を重ねてきたんだな、と思った。
陽の登録書。ちゃんと楽と詩の子どもになっていた。
北風が強く吹く日が増えた。風が強い日は、馬たちの前髪?が風になびく