母74才、馬にのる
最近は、馬に乗りたいという人がポツポツ来るようになった。
馬の先生に教わりながらやったとはいえ、素人の私が適当に調教した馬たちだから、最初は正直自信がなく、馬たちの状況を話して断ったこともあった。
今は、馬たちもだいぶ落ち着いてきて、ある程度乗れるようになってきたので、少しずつできることを増やしていきたいと思うようにはなっている。
でも、わざわざ鞍を付けて馬に乗るのは、けっこう面倒くさかったりして、土日はゴロゴロしていて、あまり乗らないまま時間だけが過ぎていく。
先日、母が「楽に乗りたい」と言ったので、ちょっと気持ちが引き締まった。
詩のほうは、だいぶ安心して誰でも乗れるようになっている。
楽のほうは、臆病な性格もあって、何かに驚いて走り出したりする可能性があるので、たまに自分で乗ることはあっても、まだあまり人を乗せたことがなかった。
先週の土曜、楽と詩に乗ってみることにした。
まず、丸馬場で詩に乗ってみて、問題なさそうだったので、母を乗せてみた。
母は、エプロンに工事用のヘルメットという出で立ちで颯爽と?丸馬場を回った。
次に楽。
久しぶりに鞍を付けて乗ってみると、以前よりも落ち着いているように思えた。
楽に「もしお母さんを落としたら、もうリンゴはもらえないよ」と言い聞かせて、母を乗せてみた。
楽は落ち着いてのんびり丸馬場を回った。
あまり乗っていないにもかかわらず、以前よりも緊張感がなくなっているように思えたのが不思議だった。
この調子なら、これから週末には少し乗ってみたいと思った。
詩に乗った母。おっぱいを飲む陽
今度は楽