腹帯の練習
いつかは陽にも鞍を乗せる日が来る…。
楽や詩に鞍を乗せたときの緊張を思い出す。
体を触ることさえできれば、鞍を乗せずにまたがることは、馬にとってそれほどハードルが高くないらしい。
楽も詩も、体に触れるようになると、エサを食べているときに、そっと乗ってみても無反応だった。
でも、鞍は違う。
違和感がハンパないらしい。
それ以前に、人工物のすべてを警戒するため、最初はタオルを背中に乗せることさえ難しかった。
陽は早め早めに慣らそうと思っている。
生まれてすぐ、バスタオルを乗せてみたけど、特に怖がる様子はなかった。
そこで最近、陽にバスタオルを乗せて、ゴムチューブを巻いてしばってみた。
鞍を乗せることと同時に、腹帯を締めて鞍を固定することも、馬によっては慣れるまでに時間がかかる場合がある。
陽はゴムチューブを巻かれても、特に嫌がる様子はなかった。
今度は、鞍に変わるものを乗せてみようと思う。
バスタオルをつけたまま食べる
バスタオルをつけたまま寝る