楽の去勢
9月25日(日)
今日は、朝10時ごろ獣医さんが来て、楽の去勢をすることになっている。
獣医さんに、朝はエサをやらないよう言われていた。
詩だけにエサをやるわけにもいかず、2頭とも去勢が終わってからやることにした。
去勢は簡単な手術だと聞くのだが、麻酔のミスで、足に麻痺が残ってしまったという事故もあるらしい。
なので、去勢の名医だと評判の先生にお願いした。
朝10時、獣医さんが来た。
はじめに、馬房で麻酔の前段階になるという注射をした。
これで15分待ってから麻酔を打つそうだが、効き目は3分ぐらいなのだそう。
15分後、楽の頭に無口と引き手を2本付け、少し広いところで、ということで、丸馬場へ連れて行った。
いよいよ麻酔を打つ。
刺している時間が少し長かったので、楽が暴れないか心配したが、大丈夫だった。
注射し終わると、引き手の片方を獣医さんが持ち、もう一本を私が持った。
すぐに効いてきて、楽はふらふらし始め、バタンと倒れた。
獣医さんは、私に手術道具を置いたトレーを持っているように言うと、すぐにメスを取り、切開をはじめ、あっという間に取り出した。
切ったまま縫わなくてもいいそうだ。
手術が終わると、消毒液をスプレーで吹きかけ、楽の頭をバンッと叩いた。
楽はびっくりして目を覚まし、立ち上がった。
あとは水道の近くに連れて行って、水で洗い、終了。
楽は何事もなかったかのように落ち着いて馬房に入った。
夕方まではエサをやらないように言われたが、もう3頭で放牧しても大丈夫だし、明日、もう一度抗生物質を注射すれば、消毒などもしなくていいということだった。
手術はやっぱり見ていて強烈だったが、無事に終わってホッとした。
楽と陽。これからは安心して3頭一緒に放牧できる。
麻酔を打った楽