子馬誕生翌朝
いつもは昼夜放牧にしているが、昨晩は詩と赤ちゃんは馬房に入れておいた。
9月10日
一夜明けて、馬房に行ってみると、赤ちゃんはまだぎこちない歩き方で、おっぱいを飲んだり、横になって寝てしまったりしている。
目もまだはっきりとは見えない様子で、体に触るとちょっとびっくりしている。
生まれてすぐたくさん触っておくと、あとで調教がしやすくなるということで、なるべく捕まえて触ってみた。
母馬の詩が怒るのではないかと思ったが、馬房に入って赤ちゃんを触りまくっても、特に気にしていない。
抱っこしてみると、見た目より重い。
30キロぐらいじゃないかと思う。
近所の人や、県内で馬を飼育する先輩方が遊びに来て、馬房に入って赤ちゃんを触ってくれたが、詩はリラックスしていた。
たくさんの人が赤ちゃんを見に来てくれて、忙しいけど楽しい一日だった。